大阪の口腔外科/顎関節症
北浜の歯科/歯医者 もりさきデンタルクリニック 歯周ポケット内の歯石除去について

歯周ポケット内の歯石とは?

歯と歯ぐきの隙間を歯周ポケットといいます。歯石は歯周ポケット内にも沈着し、細菌が溜まりやすい環境を作ります。 細菌が溜まる事により骨を溶かし、歯周病を進行させます。歯周ポケット内の歯石は血液と細菌が混ざり黒い色をしています。
そして、とても硬く沈着している為簡単には取れないので、手作業や機械を使用し時間をかけて除去します。


なぜ歯周ポケット内の歯石除去が必要か?

歯周ポケット内の歯石を放置していると、歯ぐきの腫れや出血が引かず、気付かないうちに歯を支えている歯槽骨が溶け、歯がグラグラ動きだします。
そこまで重度の歯周病になると、歯を保存する事が難しくなり、抜歯となる可能性がでてきます。そうならない為に、歯周ポケット内の歯石除去が必要となります。

初期段階

歯と歯ぐきの間にプラークがたまって歯ぐきが腫れ、出血しやすくなっています。歯を支える骨にはまだあまり影響がありません


中等度~重症度

歯周ポケットが形成され、歯石が深部まで付着し、歯を支える骨を半分くらい失っています


治療の流れ

  • 精密な歯周ポケット検査を行い、最初の状態を把握し治療計画を立てます。
    (精密な検査を行う事で、正確な診断ができ治療を効率よく進める事ができます。)
  • 口腔内を6ブロックに分け手作業と機械で歯周ポケット内の歯石を除去します。
  • すべての歯の歯石除去が終わると、再検査を行い状態が良くなったか評価します。
  • 再検査を行い、結果が良好な場合はメインテナンスで状態を維持して行きます。
    再治療が必要な場合は麻酔をして処置を行ったり、歯周外科手術に移行する場合もあります。

歯周ポケット内の歯石除去は、健康な状態を長く保つ為に重要な処置です。
回数はかかりますが、この機会に全ての歯石を除去し歯周病が進行しないよう治療して行きましょう。


症状から治療方法を知る

歯が痛い

う蝕歯(むし歯)


大きな虫歯がある

歯の根の治療


虫歯がたくさんある

多発う蝕


歯がしみる

象牙質知覚過敏症


歯ぐきが腫れる

歯周病の早期発見


歯ぐきから出血

歯肉炎


歯石が付いている

歯周ポケット内の歯石除去


夜間睡眠時の

歯ぎしり・食いしばり